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2018/02/02 (Fri) 16:12

『足軽の誕生 室町時代の光と影』(早島大祐著/朝日選書894)を読む。

 

小説『室町無頼』(垣根涼介著/新潮社)とセットでオススメの本。

小説の登場人物が、史実の中でリアルに存在することにワクワク。

「足軽」とは何なのか?

各章ごとに登場人物が設定され、疲弊し、機能しなくなる制度、社会の混乱の様子が段階を追って書かれ、時代が大乱へと進んでゆく様子がよくわかります。

文章が味わい深いというか、むすびの章は特に余韻が残る。。。

 

第5章に多賀高忠(たがたかただ)さんという、早口言葉みたいな名前の人が登場するのですが、

もし、三谷さんがドラマでこの人を出したら、きっと名乗りの場面で面白く書くのだろうななどと勝手に想像してしまった。

 

 

この本の著者の早島先生もですが、ベストセラー『応仁の乱』(中公新書)の呉座勇一先生とか、

清水克行先生とか、中世史でお若い研究者の方がたくさん出てこられ、今後、この時代の面白い本をたくさん読めるんだなぁ〜と思うと、心の底からワクワクする。

 

 

 

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