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2012/10/04 (Thu) 15:18



彼岸花、彼岸花と連呼していた最近の記事ですが、
その名のとおり、お彼岸の頃に咲くのでこう呼ばれますね。

私の父は、墓場に咲くイメージが強いので、この花が嫌いと言っております。
以前、不忍池で蓮の花の撮影をしていた方も、いい写真が撮れてもイメージが悪いから
人にあげられないとおっしゃていました。

もったいない!
人間が勝手につけたイメージですからね〜
そんなもの捨ててしまいましょう。

この花の、「彼岸花」以外の名前を調べてみました。

仏教の経典より、”赤い花”の意味である「曼珠沙華」のほか
「死人花」「幽霊花」「地獄花」「極楽花」、
その形から「数珠花」「提灯花」・・・・・・

仏教・お墓にちなんだ名前がほとんどです。
なぜ、墓地に多く咲くのかといえば、球根に毒を含むため、モグラや野ネズミがお墓を
荒らすのを防ぐために植えられたのだそうです。
また、澱粉が採れることから、飢饉に備えて植えられたとも。

すごいじゃないですか〜

そして、「天蓋花」。
てんがいとは、絵のような御仏や尊いお方の上にかざして
荘厳するためのものです。
(お寺の本尊の上にもありますね)
まさにそんな花の形。
彼岸の時期にいっせいに開き、亡き方々を荘厳し、守ってくれているのでしょう。

お墓でなくとも、道端で咲き始めたのを見ると、
ああ、やっと秋が来たと、夏が苦手の私はほっとします。


☆参考☆
『週刊 四季花めぐり 50 彼岸花・桔梗 初秋の花』(小学館)


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