2012/11/05 (Mon) 10:33




あ〜もうすぐ前回の投稿から一ヶ月だ。何て早いんだ。

先月後半机から離れたら、創作の作業モードがすっかりリセットされてしまった(TT)
これを取り戻すのがいつも大変で、創作を他のこととバランスよく平行してできるというのが、
私の人生最大の課題だなあ。
それができれば、こんなに普段悩んだり、機嫌悪くならずにすむのになあ。

でもまぁ、それなりの年齢になったこともあり、最近改めていろいろ思うところがあって、
日々の生活を一個一個大事にして、がむしゃらに急がなくていいなと思っている。
一個一個できることがしあわせだと、しみじみ思う。


で!第四話後編(58P)の作業を始めました。
来週あたまくらいに、はじめの10Pを更新予定です。

一年一話なんていうペースで描いていたもので、毎回見事に絵が変わる・・・
それでも、四話前編まではいつかペン入れをするつもりだったのが、
もうそんな時間はない!と割り切って(これで紙の本になる道が断たれるのでしょうが、
あまり深く考えずに^^;)
後編からは、完全に鉛筆漫画として描くようになったのでした。

ですので、これからの話は前回まで以上に、鉛筆絵全開です。
せっかくなので、あまりグレーを合成せずにいこうかなとも思いますが、
うーん、どうしようかな。
作業しながら考えよう。


『風の梯』各話つれづれ | - | -
2012/10/04 (Thu) 15:18



彼岸花、彼岸花と連呼していた最近の記事ですが、
その名のとおり、お彼岸の頃に咲くのでこう呼ばれますね。

私の父は、墓場に咲くイメージが強いので、この花が嫌いと言っております。
以前、不忍池で蓮の花の撮影をしていた方も、いい写真が撮れてもイメージが悪いから
人にあげられないとおっしゃていました。

もったいない!
人間が勝手につけたイメージですからね〜
そんなもの捨ててしまいましょう。

この花の、「彼岸花」以外の名前を調べてみました。

仏教の経典より、”赤い花”の意味である「曼珠沙華」のほか
「死人花」「幽霊花」「地獄花」「極楽花」、
その形から「数珠花」「提灯花」・・・・・・

仏教・お墓にちなんだ名前がほとんどです。
なぜ、墓地に多く咲くのかといえば、球根に毒を含むため、モグラや野ネズミがお墓を
荒らすのを防ぐために植えられたのだそうです。
また、澱粉が採れることから、飢饉に備えて植えられたとも。

すごいじゃないですか〜

そして、「天蓋花」。
てんがいとは、絵のような御仏や尊いお方の上にかざして
荘厳するためのものです。
(お寺の本尊の上にもありますね)
まさにそんな花の形。
彼岸の時期にいっせいに開き、亡き方々を荘厳し、守ってくれているのでしょう。

お墓でなくとも、道端で咲き始めたのを見ると、
ああ、やっと秋が来たと、夏が苦手の私はほっとします。


☆参考☆
『週刊 四季花めぐり 50 彼岸花・桔梗 初秋の花』(小学館)


『風の梯』各話つれづれ | - | -
2012/09/24 (Mon) 23:57


第四話のつづき7枚補正。
物語は真夏だけど、現実にはもう彼岸花の季節。

ぴったりの季節にアップできればな〜
うまくタイミングが合わないな〜

あ、彼岸花が咲いてる場面も出てくるんだ。
間に合うかな〜^^;


『風の梯』各話つれづれ | - | -
2012/09/06 (Thu) 21:40



第四話は2004年から2005年の春にかけて描いた作品。

毎回、補正作業しながら描いていた頃のことを懐かしく思い出す。
普通にフルタイム出勤しながら(しかも通勤時間はだいたいいつも往復3時間超え)
仕事以外の時間をすべて創作のために使うという、今思えばなんてぜいたくな毎日
を送っていたんだろう。(それなりに大変だったが)

忙しかったけど、一番純粋に描いていた時期かもしれない・・・
絵柄が安定していなかったり、今よりもっとうまくないのだが、
この物語を描きたいんだ!という思いがあふれている。
今も、その気持ちは変わらないけれど、変に器用になってるところは
あるかもしれない。

『風の梯』は、つくづく自分にとって原点の作品。
創作への純粋な気持ちを思い出させてくれる大事な大事な作品。


『風の梯』各話つれづれ | - | -
2012/04/05 (Thu) 22:55



「風の梯」第四話「鬼の子」は、紫乃と伽倶羅の友情物語。

う〜早くwebに載っけたい!!
でも長いんだ。
第二話よりも長いんだ。

しかも近年他のこともやりすぎて、ちょっとくらくらしてきている。

早く描けてる分(第七話まで)補正して、次の新しい話を描きたい・・・
でも、まぁ、こればっかりは、一つずつやっていくしかないな。
って、いつもこれ言ってるなぁ。

・・・てことで地道に四話補正してます。


つくづく、私の創作の神さまって、紫乃なんだなと思う。
いつでも、なにがあっても、そこにじっといてくれる。
甘え過ぎだ。
ごめん・・・泣けてきたよ(TT)


すいません、独り言です。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
あ、追記です。
NHK「タイムスクープハンター4」(←大好き♪)が始まって嬉しい限りです。

これからしばらく、大河ドラマと二本柱で楽しめます^^

『風の梯』各話つれづれ | - | -
2012/03/04 (Sun) 23:12
 


あ〜なんだこの線のきたなさは(TT)

これ描いてた頃は、まだ後でペン入れするつもりだったからな〜
鉛筆の線が、何重にもなっていて、そこは描きなおさないとどうにもいかん。
第四話の後編(上の画像)からは、もう完全に鉛筆漫画として描いたから
前編を乗り越えれば、修正地獄から少し解放されて、作業がもっと早くなるぞ。
がんばれ!あと52ページ!!・・・長い。

ということで、第四話補正をはじめました。

自分は、もうちょっと複数の作業を同時進行できるようにならねばいけません。

『風の梯』各話つれづれ | - | -
2011/11/16 (Wed) 21:36
 


PCに取り込んだ、第三話の原稿を補正してます。
目がイタイ。。。

この頃描いた原稿は、1Pのコマ数が8とか9とか10とかが普通・・・多いな〜
あの頃の熱意が伝わってくるが、補正が大変。
これから描く原稿は、もっとコマを大きくしてメリハリきかそう。

『風の梯』各話つれづれ | - | -
2011/10/30 (Sun) 17:31


 
『風の梯』第三話の鉛筆清書が終わり、
これから地道な補正作業に入りまーす。

第三話は、表紙など含めて49P。
全ページ一括で公開します。

・・・今年中にはできるかな?
どうぞ気長にお待ちいただければ幸いです。

『風の梯』各話つれづれ | - | -
2011/05/18 (Wed) 22:39
 


上の絵は、初稿(2002年)の創作ノートに描いていたものです。

登場人物の顔を考える時、自然に湧きあがってこない場合は、
イメージにあう役者さんをモデルにしたりします。
(笠野の若殿・晴方には、明確なモデルがいますが、その話はいずれ・・・)

で、第二話の般若坊ですが、
モデルは、ガンダーラ仏だったりします。
この人の顔は、かなり悩んで、なかなかイメージが固まらなかったのですが
たまたま観に行った展覧会で、これ!!というお顔のガンダーラ仏の像を見まして
(というか、お会いしまして*^^*)思わず凝視してしまいました。

その御像は、しずかな悟りのお顔をされていました。
悟った後の、般若坊のイメージでした。
(それで、ああいう瞼の線を描いています)

旅立っていく時の姿は、
平山郁夫先生がシルクロードをめぐる旅でスケッチされてた修行僧のイメージ。
上座部仏教のお坊さんの姿は、人間の一番本質的で美しい姿だなぁと
当時特に思っていました。
(日本でこの格好は、おかしいとわかっているんですが、
そういうイメージをこめたかった)

お坊さんの袈裟はもともと、いらない布を縫い合わせて体にまとったのが
はじまりとのことです。
中国や日本では、気候的に合わないので、衣と袈裟が別々になったのだそう。


生きるとは、
真に美しいものとは、
・・・みたいなことに、当時思いを巡らしていた。


『風の梯』各話つれづれ | - | -
2011/05/14 (Sat) 00:19



「仏性」とは

心の奥底に誰でも持っている、どんな悪事にも染まらぬ清浄なもの=仏の性質、仏の種
と本などで書かれています。

それはイメージとしては、暗闇にかすかに光る燈火のようなものかなと思いました。

偶然、その頃仕事で小樽と仙台に行ったのですが、
滞在中に、このイメージを象徴するようなあかりに出会ったのです。

どちらも一週間くらいの期間で、仕事が休みの日は自由に行動して良かったので、
これ幸いと、歩きまわりました♪

私はランプが大好きで、小樽というと運河より北一硝子のランプのお店がまず頭に浮かびます。
で、見てしまったのです!
ランプのあかりだけの喫茶室を!!

北一ホール

いえいえ〜こんなに明るくありません!
ほんと、真っ暗闇!
ランプの火の部分だけが、ほのかに光って、すぐ近くの人の顔さえ見えないほどです。
小さな炎がかすかに揺れて、その光が周りの硝子に反射して・・・もう美しいったらありません。
しずかな、しずかな光でした。
しばらく、炎をじっとみつめて過ごしました。
(こんな環境でいただくコーヒーの美味しかったこと!)


仙台では、電車に乗って山形県の立石寺まで足をのばしました。
松尾芭蕉が「閑さや岩にしみ入る蝉の声」と詠んだことで有名なお寺です。
別名・山寺というだけあって、険しい山のあちこちにお堂が点在しているのですが、
まず、石段をのぼるまえに、ふもとの根本中堂に入りました。

外陣にてお参りをすませ、ふと見ると、内陣にも入れるようです。(たしか要100円。2002年当時)
100円を指定の箱に入れて中へ。
中は暗くて、中央に灯篭があり、かすかな燈火がみえます。

のぞきみると、なんとそれは「不滅の法灯」!!



比叡山延暦寺から分火され、信長の焼き討ちで、叡山の方の火が消えたときは
立石寺から分火して、両寺にて1200年の間、消えずに守られ続けている燈火。

ここでも、しばし時を忘れて座っていました。


ランプの光と、不滅の法灯。

仏性の光は、きっとこういう光なんだろう・・・と思いました。


そして、もう一つ。
大好きな作曲家・中村幸代さんのCD「ブッダ・大いなる旅路」の中に
「燈火」という曲があります。

とても静かで、おごそかで、心に染み入るようなフレーズ。
悲しげな旋律が、最後に救いとるように少し音が上がって終わります。
この曲を何度も聴きながら、仏性の燈火をイメージしました。


いつも何かに支えていただいて描いてるんだな。
また、あの燈火を見に行きたい。

『風の梯』各話つれづれ | - | -
2011/05/09 (Mon) 02:03

悉有仏性(しつうぶっしょう)───

仏教の『涅槃教(ねはんぎょう)』にあるこの言葉を、いつ知ったのか
もう思い出せない。

初稿の第一話に取り組んでいる時、すでにこのタイトルは決まっていたので
何かで見て、魅かれていたんだろう。
第二話は「救い」の話にしたいと思っていた。
紫乃に憎しみだけを持ったまま、生きてほしくなかったから。

仏教の言葉といっても、宗派によって解釈が違うことがあるし、
こういうことですよと教わって、頭で理解しても、自分の心が実感できないと描けない。

第二話は、そうして考え続けた末の
私なりの「悉有仏性」です。



初稿を描き終えた当初、変化がありました。
笑顔の紫乃を描くようになっていたことです。
紫乃は、私が16歳の時、心に生まれたキャラクターなんですが
(だから髪が青いんです。アニメ好きだったので〜)
はじめから、こういう生い立ちの設定だったので、無意識に
無表情ばかり描いていたのに気付きました。
ずいぶん長いこと・・・・・・

そして私自身、第二話を描けたことで、当時持っていたもやもやした感情が
すっかり消えていることに気付きました。

そんな自分にとって特別な物語なのですが、何年もたって、
こうしてネットを通じて発表できるとは思ってもみませんでした。

技術の進歩ってすごい。
環境に感謝です。

『風の梯』各話つれづれ | - | -